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PL情報バックナンバー

No.59

アメリカの最新PL訴訟統計

内容紹介

本アメリカ全体のPL訴訟件数は年間新たに10数万件が加わると言われ、その提訴件数の95%(97%という人もいる)は、公判前の開示手続き段階や公判中に示談解決されます。これらのPL訴訟の州地裁や連邦地裁における提訴件数を把握することは極めて困難です。そこで、全米のPL訴訟動向を示す目安として、米国司法省が毎年発表している連邦地裁のPL訴訟統計がよく利用されます。連邦地裁のPL訴訟は件数にして1万~数万件足らずであり、PL訴訟の氷山のほんの一角を示すものにすぎませんが、全体の傾向を見る参考にはなると思います。

連邦地裁におけるPL訴訟件数は、2000年の15,318件から、2001年の13,206件と2,112件、率にして13.8%減少しています。この減少傾向は、1997年に一旦は上昇するものの1995年から右肩下がりとなっています。アスベスト訴訟や豊胸シリコン訴訟など、PL訴訟件数を左右する事案がある年度は、訴訟件数が大きく振れます。

1995年と1997年に豊胸シリコンの2つの山があることが判明しました。一つ目の山は豊胸シリコン問題の顕在化、二つ目の山は豊胸シリコン集団訴訟の基金解決による山ではないかと思われます。

連邦訴訟件数の右下がり傾向に関しては、現時点ではコメントできません。米人弁護士に言わせると1994年頃の数字が普通の数字で、本来の数字に戻っただけとの意見もあります。いずれ横ばいになり、アスベストや豊胸シリコンのような特定の案件が出た時だけ、短期的に山になるグラフに落ち着くものと推測されます。

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