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"CO2排出ゼロ" カーボン・ニュートラルを達成(2012年度)

SOMPOリスケアマネジメントでは、地球温暖化問題への対応を企業の社会的責任として捉え、事業活動から排出されるCO2をはじめとする温室効果ガス(GHG)の排出削減に積極的に取り組んでいます。2012年度、当社の事業活動全体から排出される温室効果ガスを実質ゼロにする「カーボン・ニュートラル」を達成しました。

カーボン・ニュートラルとは?

企業活動で排出されるCO2の削減努力をしても削減しきれない分を、他の場所で実施されるCO2削減プロジェクトを排出権の購入等で支援することにより相殺(オフセット)し、CO2等の温室効果ガスの排出をゼロ(ニュートラル)にする行為です。

カーボン・ニュートラルとは?

バリューチェーン全体の温室効果ガス排出量

■ 算定方法

当社では、世界で最も広く利用されている温室効果ガス(GHG)算定・報告の国際基準である「GHGプロトコル スコープ3基準」に基づいて排出量を算定しました。

自社からの排出(スコープ1、2)だけでなく、事業活動に関わる間接的な排出(スコープ3)も算定対象とし、バリューチェーン全体のGHG排出量を幅広く、かつ正確に把握するよう努めています。
国内全事業所における事業活動から排出される二酸化炭素(CO2)、メタン(CH4)、一酸化二窒素(N2O)、パーフルオロカーボン(PFC)、ハイドロフルオロカーボン(HFC)、六フッ化硫黄(SF6)の6ガスを算定対象としています。
活動量データは、可能な限り1次データを使用することとし、入手不可能な場合2次データを使用しました。排出係数は、算定・報告・公表制度における算定方法・排出係数一覧、カーボンフットプリントコミュニケーションプログラム基本データベース、環境省Scope別カテゴリ別算定方法と原単位データベース、LCAデータベース、業界団体が公表している係数など、信頼できる排出係数を利用しました。

バリューチェーン全体からの排出を漏れなく算定するために、経費全体に占める割合が0.2%以上の勘定科目(全体の約98%)に該当する事業活動は、原則的に算定対象としています。また、スコープ3の全15カテゴリーを算定対象としています。

■ 算定結果

区 分 カテゴリー 主な算定対象 2011年度
排出量
( t-CO2 )
2012年度
排出量
( t-CO2 )
スコープ1 自社からの直接排出 都市ガス、LPG、灯油、
A重油
0.0 0.0
スコープ2 エネルギー利用による間接排出 電気、熱(冷水・温水) 224.0 198.0
スコープ3
(バリュー
チェーン)
1. 購入した製品・サービス OA用紙、印刷、サーバー、
通信、保守・修繕、消耗品・
備品、上下水道、業務委託、
調査・研究、保険等
502.3 477.0
2. 資本財 資本財(OA機器、ソフトウエア、
保険損害評価システム)
441.4 459.4
3. 燃料・エネルギー関連活動
(スコープ1、2以外)
電気・熱(冷水・温水) 28.1 26.3
4. 上流の輸送・流通 購入した製品の配送 0.1 0.1
5. 事業活動で発生する廃棄物 産業廃棄物、一般廃棄物 1.5 1.5
6. 出張・営業 航空機(国内・海外)、
新幹線・特急、電車、バス、
タクシー、船舶、レンタカー、
宿泊
379.8 400.6
7. 従業員の通勤 電車、バス 62.5 36.3
8. 上流のリース資産 リース資産(運転診断車・
バスの運行等)
109.0 128.4
9. 下流の輸送・流通 顧客への郵便・宅配等 7.1 6.5
10. 販売した製品の加工
11. 販売した製品の使用
12. 販売した製品の廃棄
13. 下流のリース資産
14. フランチャイズ
15. 投資
(算定したが、該当する
活動はなかった)
0.0 0.0
合計     1,755.8 1,734.0

算定結果

■ 算定結果の正確性・信頼性の確保

算定結果の正確性担保と信頼性向上のため、一般財団法人日本品質保証機構による第三者検証を実施し、算定結果に対する保証を取得しています。 → カーボン・ニュートラル検証報告書を見る(PDF形式、893kバイト)

カーボン・ニュートラル検証報告書

GHG排出の相殺(オフセット)

■ 使用するクレジット(GHG削減プロジェクト)

2012年度にバリューチェーン全体から排出された1,734 t-CO2と同量のGHG削減クレジットを調達・無効化することで、GHGの排出を相殺(オフセット)し、カーボン・ニュートラルを実現しました。
なお、GHG削減クレジットは、日本国政府国別登録簿の取消口座に無償移転しました。

種 類 プロジェクト名 プロジェクト種類 実施国 数量
( t-CO2 )
無効化
方法
京都クレジット
(CER)
インド・カルナタカ州NSL27.65MW
風力発電プロジェクト
風力発電(大) インド 307 取消
京都クレジット
(CER)
グジャラト州における8.75MW
風力発電プロジェクト
風力発電(小) インド 296 取消
京都クレジット
(CER)
インド・タミルナードゥ州
風力発電プロジェクト
風力発電(大) インド 64 取消
京都クレジット
(CER)
RSMMLによるインド・ラジャスタン州
ジャイサルマーにおける
14.8MW小規模グリッド接続
風力発電(小) インド 50 取消
京都クレジット
(CER)
ペルー・カハマルカ地方における
小水力発電プロジェクト
水力発電(小) ペルー 1,017 取消
合計       1,734  
カルナタカ州NSL27.65MW風力発電プロジェクト

カルナタカ州NSL27.65MW
風力発電プロジェクト

GHG削減のみならず、電力不足となりがちな同州のエネルギー問題解決に貢献しています。

インド・タミルナードゥ州風力発電プロジェクト

インド・タミルナードゥ州
風力発電プロジェクト

地域の電力需要を満たしつつ、当該地域の持続的な発展に貢献しています。同プロジェクト実施に伴い、雇用の創出や地域インフラ整備等、地域住民の生活の質の向上に貢献しています。

カーボンオフセット証明書

■ カーボン・ニュートラルの信頼性

カーボン・ニュートラルの取り組みの信頼性向上のため、環境省の「カーボン・ニュートラル認証」を取得しました(認証番号:CN011-01)。カーボン・ニュートラル認証とは、環境省の「カーボン・オフセット制度」の下、適切にカーボン・ニュートラルが達成されていることを示す認証です。カーボン・ニュートラル認証の詳細については、環境省:「カーボン・オフセット制度 概要」 をご参照ください。